天野 英樹

新規治療薬の開発の実現を目指す

経歴

1989年 3月 横浜市立金沢高等学校卒業
4月 北里大学医学部入学
1995年 3月 北里大学医学部卒業
4月 東京女子医科大学日本心臓血圧研究所外科入局
1998年 4月 北里大学大学院医療系研究科大学院入学
2002年 3月 北里大学大学院医療系研究科大学院卒業(医学博士修得)
6月 Weil Cornell University 留学(Dr Ronald Crystal)
2004年 10月 北里大学胸部外科助教
2011年 4月 北里大学医学部臨床研究センター特任講師
2014年 4月 北里大学医学部薬理学講師
2019年 4月 北里大学医学部薬理学准教授
2020年 8月 北里大学医学部薬理学主任教授

詳細は research map 参照

私は北里大学医学部を卒業後、虚血性心疾患の診療に携わりたいと思い当時心臓外科のメッカであった東京女子医大日本心臓血圧研究所循環器外科(現:心臓病センター)に入局しました。冠状動脈バイパス手術予定の患者の冠状動脈造影所見にて虚血部領域に側副血行路の所見を認めました。どのような機序で側副血行路が形成されるのか? 私は疑問に思い、北里大学大学院医療系研究科に入学し、馬嶋正隆教授の下でプロスタグランジンの血管新生制御機構について研究し、プロスタグランジンE2の受容体サブタイプの一つであるEP3受容体が血管新生に重要な役割を担っていることを明らかにしました。

学位修得後、コーネル大学(Ronald G Crystal教授)に留学し、血管新生の遺伝子治療、血管新生における血小板の役割について研究を行ないました。帰国後、臨床に携わっていましたが、基礎研究への思いを捨てきれず、2011年から基礎研究者に転身して現在に至っております。

当研究室は様々な診療科からの大学院生が在籍しております。私たちの研究室の興味を持ってくださる方の参加を心待ちにしています。学位習得できるようスタッフ皆でサポートします。

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