記載学から治療学へ

遺伝情報の基礎から応用を学ぶ

分子遺伝学について

分子遺伝学は、遺伝現象を分子レベルで理解し、遺伝情報(生命の設計図)の流れやその発現制御機構を中心に生命現象を扱う学問として、 微生物学や遺伝学、生化学を基盤にはじまりました。21世紀初頭には”ヒトゲノム計画”により約30億塩基対からなるヒト塩基配列が決定され、 現在では様々な種のゲノム情報に関する膨大な情報量が蓄積されつつあります。

この“共通知”を基盤に、現代の分子遺伝学は、生命現象の幅広い記載学として発展するのみならず、 遺伝情報からの疾患病態の理解と、それに基づいた治療法創製展開にまで、その学問領域を拡げてきています。

分子遺伝学について

分子遺伝学は、遺伝現象を分子レベルで理解し、遺伝情報(生命の設計図)の流れやその発現制御機構を中心に生命現象を扱う学問として、 微生物学や遺伝学、生化学を基盤にはじまりました。21世紀初頭には”ヒトゲノム計画”により約30億塩基対からなるヒト塩基配列が決定され、 現在では様々な種のゲノム情報に関する膨大な情報量が蓄積されつつあります。

この“共通知”を基盤に、現代の分子遺伝学は、生命現象の幅広い記載学として発展するのみならず、 遺伝情報からの疾患病態の理解と、それに基づいた治療法創製展開にまで、その学問領域を拡げてきています。

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第10回 聴覚基礎研究セミナー@相模原 を開催します。お知らせ

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2026年6月25日
第9回 聴覚基礎研究セミナー@相模原 を開催します。お知らせ

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2026年6月25日
三枝講師のポスター発表が、第3回北里研究者サミットにおいて学長賞を受賞しました。お知らせ

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2026年3月14日
松﨑特任助教らのAlport症候群の難聴に関する論文がScientific Reports誌に掲載されましたお知らせ

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2025年12月15日

ABOUT

研究室について

“治療学”としての側⾯を中心に、
教育・研究・社会実装の三本柱で多面的かつ包括的な活動

私たちの教室では、分子遺伝学の”治療学”としての側⾯を中心に、教育・研究・社会実装の三本柱で、多⾯的かつ包括的な活動を進めております。
現代の医学・医療では、あらゆる領域で多くの情報が氾濫しており、知の総体そのものが爆発的に拡大し、その結果、標準治療も数年単位で大きく変容します。このような目まぐるしい”変化の時代”において大切なのは、基礎知識の習得と鳥瞰的理解、そして根底にある論理構造の把握と考え方の習得にほかなりません。当教室では、未来の医師のタマゴたちが”迷子”にならないよう、医学・医療の「共通言語」としての分子生物学・遺伝学に関する基礎的な医学教育を根底から行うと同時に、学生や研究生を積極的に受け入れ、「変化に対応し、変化をつくる、将来の医療人」の後進育成に日々励んでおります。

MESSAGE

教授メッセージ
 

オミクス研究と生成AIの急速な進歩により、遺伝学にまつわる全ての基礎医学は、研究方法から応用まで、過去にないスピードで変化・変容しています。

数年来、大規模オミクスデータが世界中の研究者の間で共有知として公開されてきましたが、一方で、データの濃縮(enrichment)にはプログラムの基礎知識と高度な数学・統計学の経験知、計算資源が必須でした。2025-26年、生成AIが急速な普及フェーズに突入し、この状況は一変しました。今では、専門家の手ほどきさえあれば、誰もが大規模公開オミクスデータでunbiasedな観察研究を始められるようになりました。

新しい技術は、それが普及フェーズに入ってはじめて、革命的な社会変容に至ります。我々が直面している現状は、いわば「AIオミクス研究の民主化」そのものであり、このプレイヤーの急速な拡大により、情報をベースにした全ての研究が「仮説先行型」から「データ駆動型」へ本格的に移行しつつあります。科学者が何となく考えていた“あるべき姿”を実行する環境が、2025-26年、ようやく整いつつあるということです。今我々は、きっとのちに「AI-オミクス革命」とでも言われるべき時代を生きていて、そしてこの潮流は今後ますます、急加速すると考えられます。

変化の時代で大切なのは、変化に対応すること、そして変化を創ることだと、教育の現場で私は常々申し上げてきました。一方で、適応力・対応力は、若い世代にこそ強みがあるはずです。みなさん、ぜひ私たちと、新しいサイエンスの世界を創っていきましょう。藤岡研究室は、志のあるすべての人を心から歓迎し、応援します。

藤岡 正人 2026年10月1日

FOR STUDENTS

学生のみなさんへ

人類が持つ医学にまつわる“知”は爆発的に拡大しています。基礎医学では、医学者・医療者がお互い「会話する」基本的言語を習得するとともに、皆さんが医学・医療にかかわる限り生涯避けることのできない、単調増加する知識を「学び続ける」技術と気合いを、学んでもらいます。そして学び舎での6年間を通して、生涯助け合える「仲間」を育んで欲しいと思っています。

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