テレワーク導入企業のメンタルヘルス対策 テレワークによる課題と好事例

テレワーク導入企業のメンタルヘルス対策

テレワークによる課題と好事例

フルタイム在宅勤務により上司や同僚の仕事ぶりが見えなくなり不安になりメンタルヘルス不調に陥った例

キーワード/オンライン、コミュニケーション 業種/製造業 規模/1200名

オンラインによる在宅勤務が推奨され出勤頻度が週に1回程度となっていた。

毎朝、オンラインでの朝礼が行われていたが、基本的には仕事の報告は、終業時のメールベースでリーダーに報告することになっていた。

上司とは2週間に1回30分程度one on oneのミーティングを行って仕事の進捗や不安なことを報告していた。

現在、一人暮らしであり、オンラインで打ち合わせがある時以外は、特に人と話をすることもない。

趣味のサークルも現在は休止中で、時々オンラインでミーティングを行っている。

最近、自部署のメンバー全員へのメールの頻度が減っていることが気になるようになった。

上司にメールで相談をしてみたが気のせいだと言われている。

また、同僚の仕事の進捗が見えないことも気になり始めた。

仕事の進捗が遅れていることを気にしたリーダーが、チャットで体調について確認をしたところ、大丈夫との返事がかえってきたためしばらく様子を見ていた。

しかし、仕事の進捗が認められないため、上司が出勤日を合わせてオフィスで面談をしたところ、元気がなく、不眠や食欲不振を訴えたため、健康管理室に紹介された。