本文へスキップ

.

TEL. 042-778-8111(代)

〒252-0374 神奈川県相模原市南区北里1-15-1

診療概要と医師紹介CONTACT US


主な疾患・診療概要

主な疾患:
・脳腫瘍(良性、悪性、転移性、頭蓋底部)
・脳血管障害(脳動脈瘤、脳硬膜動静脈奇形、頸動脈閉塞狭窄、もやもや病など)
・脊椎脊髄疾患(脊髄腫瘍、頚椎症、椎間板ヘルニアなど)
・末梢神経疾患(手根管症候群、胸郭出口症候群など)
・機能的疾患(片側顔面痙攣、三叉神経痛、てんかん、パーキンソン病)
・先天奇形、水頭症、頭蓋骨早期癒合症
・頭部外傷

診療概要

特定機能病院として脳、脊髄から末梢神経まで広範な脳神経外科疾患を取り扱い、スタンダードな疾患治療から高度先進医療まで幅広く行っています。多発外傷、脳卒中などの急性期疾患を扱う当院救命救急センターとは密な診療連携をとり、2021年の手術治療件数は、脳腫瘍開頭摘出143、脳動脈瘤クリッピングなど44、脳血管内手術130、水頭症手術42、機能的手術など13、外傷31、その他33となっています。治療法についても、顕微鏡下開頭手術だけでなく、内視鏡手術、化学療法、定位的放射線治療などを組み合わせて、患者さんのQuality of Lifeを重視した集学的治療を行っています。もやもや病にたいしては、明確な手術適応のもとで直接・間接吻合を用いた血行再建手術を行っています。四肢のふるえ、難治性疼痛などの機能的疾患に対応し、特にパーキンソン病に対する深部脳刺激療法(Deep Brain Stimulation:DBS)に代表される定位的手術も積極的に行っています。また、神経内科、救命救急センター、放射線科と連携した脳血管センターも稼働しており、地域のt-PA(血栓溶解療法)治療の一翼を担っています。入院診療に必須と考えられる画像検査フィルムについては、できればフィルムコピーかCDデータを持参していただけると診療がスムーズにすすみます

診療に関して:

小児脳腫瘍を含む脳腫瘍の治療には特に注力し、術中のナビゲーションや電気生理モニタリング、覚醒下手術による安全かつ最大限の摘出を目指します。脳腫瘍は基本的に準緊急疾患です。脳腫瘍患者さんに最適の医療を最短で届けること、に向かって手術部・放射線部・検査部を含め全ての部門が有機的に繋がっていることが特徴の一つです。また長期にわたるフォローアップと念入りな追加治療がもう一つの特徴です。
重症頭部外傷・脳血管障害など急性期疾患は、救命救急センターと密な診療連携により迅速に対応しています。これは大学病院としては極めて稀なことであり、最短で最高の医療を提供することができています。脳内出血では、内視鏡を用いた脳内血腫除去術により大幅な手術時間短縮と予後の改善が得られています。血管内治療による急性期血栓回収・脳動脈瘤塞栓術・ステント留置術等を積極的に行なっています。パーキンソン病や本態性振戦などの機能的疾患に、脳深部刺激療法(DBS)および視床凝固術を行っています。

新患受付は、月曜日~土曜日(第2.4土曜日は休診)の午前11時までです。特に専門外来の表示はしておりませんが、初診に関しまして、金曜日の岡医師の外来のみ予約制とさせていただいておりますので、必ず事前に電話でのお問い合わせ下さいますようお願い致します。

※ご紹介・予約に関しての注意点
1.ご紹介は、紹介用外来担当表をご覧ください →→担当表へ
2.藤井清孝医師のモヤモヤ病支援外来への予約は病院予約センターへ 042-778-8855(直通)

外来一覧

外来担当医師一覧

 医師名  役職  専門分野  専門医
 隈部俊宏  主任教授  脳腫瘍全般 日本脳神経外科学会専門医
日本がん治療暫定教育医
日本小児神経外科学会認定医
日本脳卒中の外科学会技術指導医
 岡 秀宏  教授 脳腫瘍
下垂体腫瘍
聴神経膠腫
日本脳神経外科学会専門医
日本がん治療暫定教育医
日本神経内視鏡学会技術認定医
日本脳卒中学会専門医
 秀 拓一郎  診療教授 脳腫瘍
下垂体腫瘍
聴神経膠腫
日本脳神経外科学会専門医
日本がん治療暫定教育医
日本神経内視鏡学会技術認定医

日本内分泌学会内分泌代謝(脳神経外科)専門医
 佐藤澄人  講師 機能的脳神経外科
(パーキンソン病)
脳神経外科全般
日本脳神経外科学会専門医
日本神経学会認定神経内科専門医
 久須美真理  講師 脳神経外科全般 日本脳神経外科学会専門医
日本神経内視鏡学会技術認定医
日本脳卒中の外科学会技術指導医
 小泉寛之  講師  脳神経外科全般 日本脳神経外科学会専門医
日本神経内視鏡学会技術認定医
日本脳卒中の外科学会技術指導医
 関口朋子  助教 脳神経外科全般 日本脳神経外科学会専門医
 柴原一陽  講師 脳腫瘍全般
脳血管障害
日本脳神経外科学会専門医
日本脳神経血管内治療学会専門医
日本がん治療認定医
 山本大輔  診療講師 脳神経外科全般
脳血管障害
日本脳神経外科学会専門医
日本脳神経血管内治療学会指導医
日本神経内視鏡学会技術認定医
 松本千尋  助教 脳神経外科全般 日本脳神経外科学会専門医
日本がん治療認定医
 重枝諒太   助教   脳神経外科全般  日本脳神経外科学会専門医
 藤井清孝  名誉教授 脳神経外科全般
脳血管障害
もやもや病
日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会専門医
 中原邦晶  非常勤医師 脳神経外科全般
脳血管障
日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会専門医
日本脳神経血管内治療学会専門医
 師田信人  非常勤医師 小児神経外科
脊髄外科
機能的脳神経外科
(痙縮の外科)
日本脳神経外科学会専門医
日本小児神経外科学会認定医
日本脊髄外科学会指導医
日本神経内視鏡学会技術認定医


外来担当表 

   月曜日  火曜日 水曜日  木曜日  金曜日  土曜日
 初診  松本千尋  関口朋子 松本千尋
 松本千尋    交代制
 再診 久須美真理(※※)
重枝諒太
師田信人
隈部俊宏
柴原一陽
佐藤澄人
隈部俊宏
藤井清孝
(※※※)
秀 拓一郎
師田信人
小泉寛之
山本大輔
関口朋子
岡 秀宏
(※)
 

※毎週  ※※隔週  ※※※月一度


隈部俊宏(主任教授)

 
外来:火曜日・水曜日

医療とは何でしょうか?これまで、遮二無二、全力で、治療して参りました。判断の迷うとき、自分が辛いときに、「まあいいかな」と力を抜くことはしませんでした。これは諸先輩方からの教育の賜物です。しかし、その分家族とともに過ごす時間はなく、特に家内には面倒をかけたかもしれません(意外にそれが良かったのかも?)差し迫った病気をすることにより、本人も家族も究極の判断を短い時間で行わなければなりません。そのような局面で、人間同士が一挙に深い関係を求められる訳ですから、様々な難しい問題を抱えることになります。しかし一方では、感謝され、自分が何か少しでも役に立ったのだろう、と感じさせて頂けることがあります。この手紙は1歳になる前から治療を始めて、3回の手術と、ものすごく複雑な化学療法と放射線療法を行って、現在小学校2年生になった女の子からもらった手紙です。我々は、「ありがとう」の一言で生きているのだと思います。そう言って頂けるようにするためには、自分達の技術・知識を磨き、病気を治す、もしくは、うまく共に歩んでいけるように、尽力する必要があります。医療の基本は、やはり人間と人間の血の通った交流の中にあると思います。まだまだ未熟ですが、北里大学脳神経外科、頑張って参ります


秀 拓一郎(准教授)


外来:水曜日

平成3年熊本大学医学部卒:
北里柴三郎先生の出生地である熊本から赴任しました。

手術は良性腫瘍を担当しています。
顕微鏡下手術では髄膜腫や聴神経腫瘍などを、また内視鏡下手術では下垂体腺腫や頭蓋咽頭腫などを治療しています。2021年に高解像度の4KカメラでICGを観察できる最新の「4K  ICG 内視鏡システム (KARL STORS社製)」を日本初導入しました。耳鼻科や内分泌内科の先生たちと連携し低侵襲で安全な治療を行っています。
医療は医師だけでは成り立ちません。医療側のいろいろな専門スタッフによるチーム医療は勿論ですが、十分にコミュニケーションをとって、患者さんや御家族の皆様と一緒になったチームとして病気に立ち向かう必要があると考えております。
わからないことは遠慮なく質問してください。


佐藤澄人(講師)

 
外来:月曜日・水曜日

専門:機能的脳神経外科(パーキンソン)
定位脳手術、術中電気生理モニタリングを担当しています。
神秘に満ちたヒトの脳でニューロンの活動を記録したり、電気で刺激して反応を調べたりすることは大変興味深いものです。
もちろん、それらを通じて患者さんの病気を治療し、脳の手術中に大切な機能を守ることが第一義であることは言うまでもありません。
このような分野に興味がある医師や臨床検査技師の方も募集中です。一緒に学びませんか?


小泉寛之(講師)


外来:木曜日

出身地:岩手県盛岡市→山梨県甲府市→神奈川県大和市と移り住みました。
性格:コツコツと積み上げるタイプ、打たれ強い
趣味:登山・トレイルランニング(走ったり、登ったり・・・・暇を見付けてはトレーニング)、 読書(ミステリー全般・・・・しかし、読む暇があまりない)
専門領域:神経内視鏡、脳血管障害、神経外傷

患者さんへのご挨拶:
救命救急災害医療センターに所属しています。重症度と緊急度の高い症例が多く、毎日が緊張の連続です。大変な面もある一方、重症な患者さんが元気に退院していく姿を見ることは喜びです。また、大学病院であるので技術を研鑽し続けるだけでなく、論文・研究なども積極的に行い医療へ貢献したいと考えています。


関口朋子(助教)


外来:火曜日・水曜日・金曜日

平成16年に北里大学医学部卒業。
出身は茨城県ですが、相模原に住んでかれこれ15年以上(?)になってしまいました。
現在は脳神経外来を主に担当しています。
患者さんへのご挨拶:
出来る限り、患者さんへの立場にたてる対応を心がけています。
どうぞ気軽に声をかけて下さい


柴原一陽


外来:火曜日

役職:講師
学歴:2005年東北大学医学部卒
趣味:サッカー・筋トレ・読書
性格:根気強い
好きな食べ物:肉の塊
好きな映画:ロッキー
専門分野:脳腫瘍
研究領域:脳腫瘍の解析、治療
主な資格:日本脳神経外科学会専門医・日本脳神経血管内治療学会専門医・ECFMG certificate(米国医師免許)
メッセージ:
私の名前にあります様に、患者さんの「一陽来複」を願って診療に当たります。



松本(木島)千尋(助教)


外来:月曜日・水曜日・木曜日

現在は外来の初診を担当しております。これまでの経験を生かし、症状を的確に察知し、専門医へ紹介できるよう努力しています。患者様は病気の御心配もある中で、病院選定の悩み、治療そのものの迷い、費用の不安なども抱えていらっしゃいます。ご相談頂き、御自身の環境に合った治療を選んでまいりましょう



犬飼 円


外来:病棟

準備中

山本大輔(診療講師)


外来:木曜日

役職:助教、救命救急・災害医療センター兼任
学歴:2006年北里大学医学部卒業
職歴:聖路加国際病院 脳神経外科
趣味:遊ぶこと全般、買い物、ハワイ
性格:思いやりに溢れた社交的な人(と言われます)、ミーハー
スポーツ:テニス、スキー・スノーボード、横浜ベイスターズ
好きな食べ物:おいしいサラダ
好きな映画:スパイダーマン
専門分野:脳血管障害(開頭手術、脳血管内治療)、頭部外傷、脳腫瘍(髄膜腫)など
研究領域:内頸動脈狭窄症に対するステントの研究、自転車関連頭部外傷など
主な資格:日本脳神経外科学会専門医、日本脳神経血管内治療学会専門医、臨床研修指導医、OSCE認定評価者
メッセージ:
よく働き、よく学び、よく遊び・・・(希望)をモットーに、脳神経外科医として目の前の患者さんに誠心誠意をもって診療にあたります!患者さんが元気になって退院されるときは本当に嬉しいです!一緒に元気になりましょう!


宮坂和弘(助教)


病棟担当
準備中


重枝涼太(助教)


外来:月曜日



猿田和貴子(助教)


出向中

半田 肇(病棟医4年)


出向中

百武佑理(病棟医3年)


出向中
準備中

豊田茉梨子(病棟医3年)


病棟担当
準備中


駒井英人(病棟医2年)


病棟担当
準備中

上升康平(病棟医1年)


病棟担当
準備中




師田信人(非常勤医師)

 ※治療をしたお子さんから頂いた似顔絵です
外来:月曜日・水曜日

小児神経外科を専門としてこれまで16年余り、小児専門病院で働いてきました.この絵も、以前働いていた病院で手術した患者さんが記念に描いてくれたもので気にいってます。
 出身は信州大学山岳部医学科.四季を通してアルパインクライミングに没頭.今でも、週末は時間があれば登攀か体力トレーニングに登ってますが、僕のストレス解消とエネルギーの源になってます。
小児神経外科の中ではキアリ奇形など頭蓋頸椎移行部の外科、腰仙部先天異常(二分脊椎など)の手術、脳深部・脳幹部の手術、水頭症・頭蓋内嚢胞性病変の神経内視鏡手術を得意としています.それに加えて手足の過緊張(専門用語で痙縮<けいしゅく> と呼びます)に苦しむ脳性麻痺のこども達に対する機能的脊髄後根切断術・バクロフェン髄腔内投与療法も専門としています。
小児神経外科は脳神経外科の一専門領域ですが、新生児からいわゆるAYA世代まで全ての領域をカバーしないといけないという奥行きがあります。複雑な手術はもちろん、一つ一つの基本的な手術も合併症なく遂行し、こどもだけでなくご両親とも気持ちの繋がった医療ができればと願っています。また、そのために、小児科をはじめとする専門各科の医師・スタッフと連携したチーム医療を目指したいと思います。
大学勤務は20年ぶりですが、いい意味でのアカデミズムに触れることができ、かつ脳神経外科の個性的メンバーからも刺激を受ける毎日、臨床とともに教育・研究も含め合言葉は“前へ!”…です


バナースペース

北里大学医学部脳神経外科

〒252-0374
神奈川県相模原市南区北里1-15-1

TEL 042-778-8111(代)
FAX 042-778-7788