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分子遺伝学単位紹介

分子遺伝学は、遺伝現象を分子レベルで理解し、遺伝情報(生命の設計図)の流れやその発現制御機構を中心に生命現象を扱う学問として、 微生物学や遺伝学、生化学を基盤にはじまりました。21世紀初頭には”ヒトゲノム計画”により約30億塩基対からなるヒト塩基配列が決定され、 現在では様々な種のゲノム情報に関する膨大な情報量が蓄積されつつあります。

この“共通知”を基盤に、現代の分子遺伝学は、生命現象の幅広い記載学として発展するのみならず、 遺伝情報からの疾患病態の理解と、それに基づいた治療法創製展開にまで、その学問領域を拡げてきています。

私たちの教室では、分子遺伝学の“治療学”としての側面を中心に、教育・研究・社会実装の三本柱で、多面的かつ包括的な活動を進めております。

現代の医学・医療では、あらゆる領域で多くの情報が氾濫しており、知の総体そのものが爆発的に拡大し、 その結果、標準治療も数年単位で大きく変容します。このような目まぐるしい“変化の時代”において大切なのは、基礎知識の習得と鳥瞰的理解、 そして根底にある論理構造の把握と考え方の習得にほかなりません。当教室では、未来の医師のタマゴたちが“迷子”にならないよう、 医学・医療の「共通言語」としての分子生物学・遺伝学に関する基礎的な医学教育を根底から行うと同時に、学生や研究生を積極的に受け入れ、 「変化に対応し、変化をつくる、将来の医療人」の後進育成に日々励んでおります。

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藤岡教授が、難聴治療薬の臨床試験について取材を受けました。 【日経バイオテクONLINE】難聴治療薬の臨床開発で考慮すべき4つのポイント (2024/04/12)
【プレスリリース】iPS細胞創薬技術の食品・ヘルスケア領域への応用:緑茶成分の加齢性難聴に対する有効性に関する産学共同研究 (2024/01/24)
東京農工大倉科研究室 との共同研究課題提案が、令和6年度 AMED橋渡し研究プログラム 異分野融合型研究開発推進支援事業, 異分野融合型研究(シーズH)に採択されました。(2024/01/24)
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国際シンポジウム”AAV-based gene therapy: Rising Stars Meet-up in Kitasato”を相模原キャンパスとzoom webinarのhybrid開催で行いました。(2023/11/20)
防衛医科大学耳鼻咽喉科との共同研究課題提案が、令和6年度 AMED橋渡し研究プログラム(シーズA)に採択されました。(2023/11/16)
藤岡教授が第4回シロリムス新作用研究会で口演し、第4回シロリムス新作用研究会奨励賞を授賞しました。(2023/11/14)
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